国立大学法人名古屋大学物理学教室
物理学教室について
物理学教室とは
教育
物理学科における教育
カリキュラム(学部・大学院)
安全教育
卒業生・在校生
研究
物理学教室の歴史を彩った人々
物理学教室における研究
学位申請論文公開講演会
大学院入学を目指す方へ
研究者の方へ
公募情報
図書室
金工室
研究室・教員リスト
問い合わせ(事務室)
所在地・交通
学内向け情報
※物理学教室所属の方のみアクセス可
21世紀COEプログラム
サイトマップ 関連リンク
教育
■卒業生の声
池上充宏
『物理学を学ぶ姿勢はビジネスの世界でも不可欠』
アルプス社取締役制作本部長 (現:ヤフー株式会社 名古屋支社長)
池上充宏
 地図をベースにお客さまのニーズにこたえ新しい価値を創造し提供する会社で制作本部を統括する仕事をしています。物理とはかなり異なる業界で現在働いていますが、私自身物理学を専攻して今でも良かったと思っています。小学生の頃から物理に憧れて理学部に進学したわけですが、この世(宇宙)のさまざまな事象について背景にある構造、メカニズム、ダイナミックスを究明したいという思いがあるか否かが物理を選択するにあたっての重要なポイントだと思います。
 この姿勢は異業種のビジネスの世界でも課題の解決の際、不可欠な要素だと思っており、その素養を、物理学を専攻することによって体得できたことは何よりの財産だと思っています。
<博士(後期)課程物理学専攻平成3年度修了>
寺倉千恵子
『実験装置の開発は私の天職です』
産業技術総合研究所・強相関電子技術研究センター技術補佐員
寺倉千恵子
 強相関電子系について研究するセンターに勤めています。「強相関電子系」とは電子同士の相関が強い物質で、相互作用の効果のために小さな刺激で劇的な変化が起こったりします。この研究のための高圧力発生装置を開発しています。新しいものができ上がり、新しい発見のある仕事は大変に面白いものです。物理学への興味の持ち方は人それぞれと思いますが、私は実験装置にひかれ、さまざまな研究所で物理実験装置の開発・運用を行ってきました。在学中から少しずつ分野は変わりましたが、経験したことむだとなったことはありません。物理現象が好きで、数式が少し苦手で、手を動かしてものをつくるのが大好きな私には天職だと思っています。
<物理学第2学科平成7年度卒業>
竹内美華
『机上の勉強の向こうにあるもの』
愛知県立豊田東高校教諭
竹内美華
 私は高校時代から物理のわかる面白さとわからない魅力を感じていました。大学ではじっくりと物理を学ぶことができました。身近な現象もよく考えるといろいろなことが見えてきて、日常のものの見方がずいぶん変わりました。何ごとにも「なぜ?」と疑問をもつようになったのも物理学科で得た誇るべき成果だと思います。友人と、スーパーカミオカンデを見に行ったり、偏光板を使って万華鏡をつくったり、夕陽がなぜあんなに大きく見えるのかについて議論したり、ということは今でもよく覚えています。こういうことが大学で学ぶ本当の楽しさだったと思います。机上の勉強だけではつらいこともありますが、その向こうにある物理の魅力を感じ取ってほしいと思います。
<物理学科平成14年度卒業>
■在校生の声
倉知昌史
『現代技術を支える物理学』
2007年度 博士前期課程2年/高エネルギー素粒子物理学研究室
加賀光洋
 私は自然の法則を解明する物理学にあこがれて物理学科へ進学しました。物理学科での生活は非常に有意義なもので、多くの友人とともに時が過ぎるのも忘れて議論に夢中になりました。物理学を学んで思ったことは、物理学は自然を解明するだけでなく、私たちの生活を支える技術の基盤でもあるということです。過去に多くの人が実験・観測によって明らかにした物理法則は、私たちの生活に密接な技術を支えています。テレビや冷蔵庫、車、携帯電話。物理学を学ばざるものにとって、これらはただの魔法にしか見えません。物理学を学べば、その根底に流れる自然の理を知ることができるのです。
 さらに物理学の実験系に進めば、理屈にとどまらない生の技術に触れることができます。私はそこで、世間でもてはやされているITの奥底にも物理が必要不可欠であるということを肌身で感じました。
 このように物理学科では、基礎研究としての物理から、その応用としての技術まで幅広く身に付けることができ、とても充実した毎日を送ることができます。
長尾桂子
『大学の物理学とは』
2007年度 物理学科4年/ハドロン理論研究室
黒岩健
 大学の物理学は高校で習う「物理」とは全く違います。高校物理では天下りの公式が多く、何が基本法則なのか、法則と法則の間の関係はどうなっているのかがほとんど明らかにされていません。ただ問題集を解くばかりで、高校物理は学問というより単なる入試選抜の手段にしかなっていません。一方大学の物理学は、最低限の実験事実からすべての実験結果を説明できる基本法則を探すことを目的としています。与えられるのは歴史の中で認められてきた実験結果のみで、あとは数学の定理を用いた演繹により理論体系が構築されていきます。また、その基本法則が本当に正しい基本法則であるかどうか検証するために実験を行ったりもしています。
 学問の喜びというのは「知りたいこと」が自分の脳みそで「分かる」というところにあると思います。物理学科は『自然』の振る舞いを知りたい、分かりたいという知的好奇心に応える学科です。
All Right Reserved, Copyright(C)2004,Nagoya University.