主催
名古屋大学大学院理学研究科・名古屋市科学館共催
特別共催
名古屋大学グローバルCOEプログラム「宇宙基礎原理の探求」
名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構
名古屋大学大学院理学研究科 タウ・レプトン物理研究センター
第11回 坂田・早川記念レクチャー
「高エネルギー加速器の不思議」
生出 勝宣
高エネルギー加速器研究機構 教授
高エネルギー加速器研究機構 加速器研究施設長
平成24年12月22日(土)14時〜 (13時半 開場)
名古屋市科学館サイエンスホール
~ 集まれ、科学者を夢見る若者たち!~
名古屋大学大学院理学研究科・素粒子宇宙物理学専攻は、素粒子物理学と宇宙物理学の両分野における世界の研究の発展に寄与し、ノーベル賞受賞者をはじめ、多くの人材育成に関わってきました。坂田・早川記念レクチャーは、坂田昌一・早川幸男両教授の業績をたたえつつ、21世紀を担う研究者の発掘および育成を目的として設けられました。
第11回となる今回は、粒子加速器科学を専門とする生出勝宣氏をお招きします。Bファクトリー実験による小林・益川理論の検証や、LHC実験によるヒッグス粒子と思われる新粒子の発見など、最近の素粒子物理学の偉大なる成果は、最先端の加速器の存在によって達成されています。生出氏はこれらの最先端加速器の開発や建設の第一人者として活躍されています。粒子はどうやって光速近くにまで加速されるのか?
極微の粒子同士をどうやってぶつけるのか? など、あまり聞かないけれども素粒子物理学にとって最も重要な加速器についてお話を伺います。
生出勝宣 教授 プロフィール
1980年に重力波の検出実験で東京大学大学院(物理学)理学博士を取得した後、粒子加速器科学を専門として高エネルギー加速器研究機構の助手、助教授を経て現職。2009年より同機構加速器研究施設長に就任する。 小林・益川理論を検証したKEKB加速器の建設と性能向上に本質的な役割を果たし、最近では、SuperKEKB加速器、J-PARC加速器、そして将来計画であるリニアコライダー加速器のデザインや開発を主導する。これらの業績によって、加速器奨励会奨励賞および西川賞 (1989年)、仁科記念賞 (2001年)、米国ウィルソン賞 (2004年)を受賞。
詳細
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日時
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平成24年12月22日(土)14時〜16時30分 (13時半開場)
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レクチャーの開始前後に、名古屋大学大学院理学研究科 素粒子宇宙物理学専攻の研究室による研究室紹介を予定しております。少し早めに会場まで足を運んで頂いて、名古屋大学の最先端研究を体験してみてはいかがでしょうか?
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場所
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名古屋市科学館サイエンスホール(科学館への交通アクセス、科学館施設案内)
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対象
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高校生以上
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定員
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300名(応募多数の場合は抽選)
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受講料
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無料(ただし、科学館の観覧料が必要です。高校生・大学生200円、大人400円)
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申し込み
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インターネットか往復はがきによるお申し込みが可能です。
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(申し込みで寄せられた個人情報は、本セミナーの運営に必要な範囲でのみ使用します)
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インターネット(2012年 12月8日まで受付)
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こちらからお申し込み下さい。
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往復はがき(2012年12月8日 必着)
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住所、氏名、高校生・大学生・一般・その他 の区分、電話番号、返信部分に申込者の宛名を記入して、
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〒460ー0008 名古屋市中区栄2丁目17−1
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名古屋市科学館「第11回 坂田・早川記念レクチャー」係
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まで郵送下さい。
問い合わせ
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講演の内容に関するお問い合わせ
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〒464-8602 名古屋市千種区不老町
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名古屋大学大学院理学研究科 高エネルギー素粒子物理学研究室 (N研)
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電話 : 052-789-2902 (担当)戸本
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e-mail : shlecture@hepl.phys.nagoya-u.ac.jp
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申込方法、会場に関するお問い合わせ
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〒460-0008 名古屋市中区栄2丁目17−1
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名古屋市科学館
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電話 : 052-201-4486 (担当):天文係 持田
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注:高校などでまとまって参加希望される場合は、問い合わせて下さい。