「地底から宇宙をさぐる」
講演者 戸塚 洋二 氏
大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構長
平成17年4月23日(土)14:30~17:00 名古屋市科学館サイエンスホール
・対象:高校生以上
・定員:300名(申込制、多数の場合は抽選)
・参加費無料オンライン登録■内容予定:
14:30 ~ 14:40 主催者あいさつ
14:40 ~ 15:00 坂田・早川記念メダル授与式
15:00 ~ 16:30 招待講演
16:30 ~ 17:00 質疑応答■講演者プロフィール:戸塚 洋二(とつか ようじ)
神岡鉱山の地下1000mにスーパーカミオカンデを建設し、大気ニュートリノの観測によりニュートリノに質量があるという証拠を捕らえ、世界のニュートリノ研究をリードしてこられました。
受賞歴
昭和62年(1987) 仁科賞
昭和63年(1988) 朝日賞
平成 元年(1989) アメリカ天文学会ロッシ賞
平成 3年(1991) 井上学術賞
平成 7年(1995) ヨーロッパ物理学会特別賞
平成11年(1999) 朝日賞
平成13年(2001) 紫綬褒章
平成14年(2002) アメリカ物理学会パノフスキー賞
平成14年(2002) 藤原賞
平成14年(2002) 文化功労者
平成16年(2004) ブルーノ・ポンテコルボ賞
平成16年(2004) 文化勲章
~ 集まれ、科学者を夢見る若者たち! ~
名古屋大学大学院理学研究科・素粒子宇宙物理学専攻は、素粒子物理学と宇宙物理学の両分野における日本の研究の発展に寄与し、また多くの人材を育てるなど教育の面においても重要な貢献を果たしてきました。この歴史をふりかえるとき、われわれは二人の物理学者、坂田昌一、早川幸男両教授の貢献の大きさを思い起こさずにはいられません。坂田昌一教授が開拓された、クォーク模型やニュートリノ混合などの研究は、現在の素粒子物理学の主流に発展し、早川教授が切り開いた、X線や赤外線といったさまざまな波長領域での観測天文学は、現在の観測的宇宙論や星間物質に関する成果につながっています。
「坂田・早川記念レクチャー」は、両教授の業績をたたえつつ、 21世紀を担う研究者の発掘・育成を目的として設立されました。この事業では、名古屋大学大学院理学研究科と名古屋市科学館の共催による講演会を毎年の恒例行事として行います。今回は、世界のニュートリノ研究を主導してこられた戸塚洋二氏(大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構長) をお招きして、「地底から宇宙をさぐる」と題してお話しいただく予定です。奮ってご参加ください。■申込方法:
(1)ここをクリックして、オンライン登録フォームへお進みください。
(2)往復はがきでの申し込みも可能です。
住所、氏名、年齢、職業、電話番号を記入の上、
〒460-0008 名古屋市中区栄2丁目17番1号
名古屋市科学館「坂田・早川記念レクチャー」係まで郵送ください。
(返信部分にも氏名、住所などをご記入ください)■問合先: shlecture@flab.phys.nagoya-u.ac.jp
メール以外では、
講演の内容等に関しては、名古屋大学理学部F研 Tel (052)789-2443 中村
申込方法、会場等に関しては、名古屋市科学館天文係 Tel (052)201-4486 野田
名古屋大学大学院理学研究科・素粒子宇宙物理学専攻
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